小木“POGGY”基史のただのファッションじゃない
ファッションの中身のストーリー

月日は流れ、まち並みはうつろい、人は年齢を重ねます。たくさんのモノとコトを見聞きしながら、好きなブランドも、好きな服も、好きな靴も、好きなストリートが変わっても、自分らしいスタイルをもって磨きつづけることだけは変わりなく続いていきます。ファッションという生き方そのものをやさしく現すもの。業界関係者はもとより、国内海外にもひろがるファン、もしくはそうとは知らない人も、きっと多くの方々に大きな影響をあたえるファッションキュレーター小木“POGGY”基史さんの“KEEP WALKING”なマインドにフォーカスしてみましょう。

 

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ファッションやカルチャーなどなど、多くの場面でシーンの先頭を突き進むPOGGYさんですが、そういった活動に目覚めたきっかけは何ですか?

「昔は全然ファッションに興味がなくて、高校の遠足の時にLEVI’Sのジーンズを買ったのがファッションに目覚めたきっかけで、501じゃなくて510っていう、当時は足長ジーンズって呼ばれていたのがあったんですけど、それを最初に買ったのがきっかけですかね。本当にダサかったんです(笑)。」

 

ファッションではなくて、もっと他のことに興味を持っていた・・・とかですか?

「高校生の時に付き合っていた一つ上の女性が『CUTiE』とかを読んでいて、そこの連載ページみたいなので当時、裏原宿って呼ばれていたようなカルチャーに触れたのがきっかけだったり、あとは、音楽とかは小学生の時ですかね。THE BLUE HEARTSのCDを買って。そこからそういう音楽にのめり込んでいったりしましたね。中学校くらいからバンドをやりはじめて、ベースをやってみたんですけど上手くいかなくてギターも全然上手くならなくて、ボーカルをやらせてもらったり色々やってみたんですけど、ただプロになるにはいかなくて、でもファッションだったらいけるんじゃないかなと思ってはじまったのが、のめり込んだきっかけですね。」

 

お仕事としても、ファッションの活動やプライベートとしても、たくさんのモノゴトを経験してきていると思いますが、これまでの人生を通して大切にしていることは何ですか?

「あまり調子にのらないとか(笑)。ある程度の実績を残せたりすると調子にのっちゃったりする時もあると思うんですけど、東京になったり、日本になったり、世界になったりすると上には上がたくさんいるので、調子にのらないことだったり嘘をつかないことっていうか。当たり前のことだと思うんですけど、そういうことは大切にしていますね。」

column2

POGGYさんがスナックをはじめたと聞いて驚かれる方も多いと思うのですが、『スナック野郎POGGY』をはじめられた理由は何ですか?

「スナックやりませんか?と誘われて、自分は“やります!”ということでプロデューサーという立場で関わらせてもらっています。当初はやっぱりオリンピックだったり、海外の方が来た時に楽しんでもらえる夜の場所として考えていたんですけど、コロナになってオープンも先延ばしになったりもしたんですけど。」

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  デコレーションされたトラックに目が引き寄せられてしまいますが、コンセプトをご紹介していただけますか?

「僕より年上の人が店をオープンしたっていう設定になっていて、小学生の時にお父さんに連れていってもらって映画館で見た『トラック野郎』に衝撃を受けて、それから東京でサラリーマンをするんですけど脱サラして、自分でトラックを買って改造して、それを見ながらお酒を飲みたいっていうスペースをオープンしたっていうような仮の設定になっています。それで、その人が影響を受けた80年代から90年代、あと2000年代あたまくらいのちょっと懐かしい感じだったり、そういった音楽を店内で流したりしていますね。」

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POGGYさんの想いともリンクしていたりしますか?

「デコトラってトラックに何千万円もかけてカスタムしていたり、かなり労力のいることをやっているんですけど、やっぱり僕もファッションが大好きで、若い頃は本当に借金して洋服を買うくらいでした。人と同じトラックが嫌だからカスタムする訳じゃないですか?僕も人と同じ格好をしたくなくて、このファッションの世界に入ったというのもあるので、そういうマインドがすごく似ているんですよね。だから、ちょっと惹かれちゃうんですよ。」

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POGGYさんから見て『スナック野郎POGGY』は、どのような場所ですか?

「ファッション関係の仕事をしているとカッコつける場所、ONの場所というか、そういうところはすごくあるんですけど、スイッチOFFできるところってなかなかなかったりするので、そういう場所っていうことをすごく心がけていますね。」

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POGGYスタイルの生き方に憧れる方も多いのですが、POGGYさんご自身が新しいことを始めようという時、アイディアやヒラメキといったインスピレーションの源は何ですか?

「やっぱり自分の毎日の生活の中で感じることだったりがインスピレーションではあるんですけども、それに加えて、あとは自分の生きてきたストーリーに嘘がないかというか、面白いことをやったりするのは誰でもできると思うんですけど、それがその人の人生だったりストーリーにちゃんと合うのかっていうがすごく大切だと思うので、そこが結構むずかしかったりしますよね。」

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ジョニーウォーカーには、“KEEP WALKING”というブランドメッセージがあって、「好奇心と情熱を持ち、誰かと刺激し合いながら前向きな気持ちで歩み続けること、それが人生を豊かにする。」といった価値観が込められています。ICMも共感するものがあるのですが、ファッションをベースに、常に新しい挑戦をし続けるPOGGYさんを突き動かしているモチベーションは何でしょうか?

「僕は、その“KEEP WALKING”という言葉がすごく良い言葉だなと思っていて、OLD SCHOOL HIPHOPも好きなので“STAY FEESH”みたいな言葉もあったり、すごく近いなと思うんですよね。スケートとかはやらないんですけど、僕はスケーターがすごく好きで、スケーターの人たちって僕たちが普段なにも考えずに歩いている道でも、“ここでトリックしたら面白いんじゃないか”とか“ここでこれを飛び越えたことって誰もやってないんじゃないか”とか、みんなが毎日を過ごしている時間の中でどれだけ世間をアッと言わせるような誰も考えていないようなことを考えていたりしますよね。そういうことがすごく大切な気がしますし、そういうことが出来たら良いなと思うのでスケーターだったり、グラフィティライターだったり、そういう人たちから影響を受けますよね。」

 

最後に、これからも歩み続けていくPOGGYさんの次なる挑戦をお聞きしたいです!

「2年前に独立して、世界で何かやりたいという気持ちがすごく強くて、まだまだなんですけど挑戦させてもらったりとかしていて、ただ、このコロナの状況で改めて日本国内を見直す機会になって、意外と僕は今までなかったんですけど、日本の面白いことだったり、まだまだ知ることがたくさんあるなって思っていて、こういうことを勉強するというか楽しみながら、またもう一回その世界に向けて挑戦したいなっていうのはありますね。」

column12

ファッションは、ただただ身に着けるモノというだけではないライフスタイルの過ごし方、働き方、持ち物と、そんなモノやコトと自分自身がつなが るストーリーが大切になってきています。ただのファッションではないファッションの中身を、小木“POGGY”基史さんの生きるスタイルを感じて受 け取った今日、人一人それぞれが積み上げてきたものを“KEEP WALKING”させていきたいものです。

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